トランコムが7月29日に発表した2014年3月期第1四半期決算は、売上高242億4100万円(前年同期比13.1%増)、営業利益10億7000万円(10.3%増)、経常利益は10億4700万円(13.8%増)、当期利益は5億7700万円(9.1%増)となった。
ロジスティクスマネジメント事業は、売上高88億3600万円(1.7%増)、営業利益6億4500万円(11.0%増)と増収増益となった。
一部の拠点での貨物出荷量の減少と撤退等による減収要因があったが、前年度に開設した拠点の業績への寄与、全拠点での日次収支管理の徹底により収益向上に取り組んだ。
物流情報サービス事業も売上高128億6600万円(10.5%増)、営業利益4億3700万円(9.1%増)と増収増益だった。
各情報センターで、減少傾向にある空車情報の確保に注力し、成約件数が堅調に推移した。新たなサービスとして中量貨物専用センター(中ロットセンター)や、特定顧客専用センター(CSセンター)を関東・関西エリアで開設し、サービス機能の強化に取り組んだ。
通期は、売上高1010億8000万円(14.6%増)、営業利益48億9000万円(14.6%増)、経常利益47億6000万円(16.0%増)、当期利益27億6000万円(17.6%増)を見込む。
丸全昭和運輸 決算/4~6月の売上高2.7%増、営業利益10.0%増