日本貨物鉄道が12月11日に発表した11月の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送実績は191万2000トン(前年同月比7.8%増)、車扱は86.8万トン(0.7%増)となった。
コンテナ貨物は、自動車部品と家電・情報機器を除き、紙・パルプ、食料工業品、積合せ貨物、化学薬品等が前年比 10%以上上回り、コンテナ貨物全体では前年比7.8%増となった。
車扱貨物は、セメント・石灰石が顧客の生産体制変更に伴い増送となったものの、一部顧客が、7月の山口地区の豪雨の影響により山口線の一部区間が線路不通となっていることから減送となった。結果、車扱貨物全体では前年比0.7%増となった。