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DHL/日本-メキシコに海上小口混載輸送の新サービス開始

2013年12月11日/国際

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DHLは12月11日、日本とメキシコを結ぶ海上小口混載輸送(LCL)の新サービス「LCLダイレクトボックス」を開始した。

横浜港からメキシコ マンザニーロ港まで積み替え無しで直接輸送するこの新しいサービスは従来に比べ輸送所要日数を約10日間短縮し、スピーディな貨物輸送が確保されるうえ、40%のCO2排出量の削減にも貢献する。

12月11日から顧客はマンザニーロ向けのLCLダイレクトボックスサービスを横浜発25日、東京、名古屋、大阪、神戸発27日、博多発28日の輸送日数で利用できる。

LCLダイレクトボックスサービスでは、横浜以外に、日本側のコンテナ・フレイト・ステーション(CFS)がある東京、名古屋、大阪、神戸、博多からも集荷、積み込みを行い、日本発の貨物を横浜港に集約しコンテナに仕立てる。

横浜港からメキシコ側仕向け地であるマンザニーロ港まで、途中の中継港なしでダイレクトに運ぶため、今回の大幅なリードタイムの短縮が実現した。

中継地でのコンテナの開封・再仕立てのための別のコンテナへの積み替えも発生しないことから、製品への潜在的ダメージが著しく減少。

取り扱いと輸送に要する時間が大幅に短縮され、かつ安定した輸送スケジュールが見込めるため、顧客にとっては納期のコントロールが容易になり、在庫管理のコスト軽減にもつながる、としている。

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