経済産業省が12月27日に発表した11月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1775万kl、前年同月比13.3%増と前年を上回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(608万kl、前年同月比13.5%増)、アラブ首長国連邦(461万kl、33.8%増)、カタール(213万kl、67.3%増)、ロシア(115万kl、4.5%減)、クウェート(100万kl、4.1%増)、となっている。
中東依存度は85.9%、前年同月に比べ4.4ポイント増と2か月連続して前年を上回った。
燃料油の在庫は1115万kl、前年同月比4.4%減と3か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、灯油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。