横浜冷凍(ヨコレイ)が2月12日に発表した2014年9月期第1四半期決算によると、冷蔵倉庫事業の業績は、売上高は59億3300万円(前期比3.2%増)、営業利益は17億2200万円(11.1%増)の増収増益となった。
冷蔵倉庫事業は、荷動きの回復により減少傾向にあった在庫水準は概ね底打ちし、ほぼ横ばいで推移。主要施策の物流アウトソーシングサービスや期初に新設した物流通関部は、計画通りに推移して通関収入や流通加工収入の増加に貢献した。
前期に実施した産地工場の凍結能力増強工事は、凍結量を増加させ業績に寄与している。
貨物取扱量の状況は農産品の取扱が増加したことで、入庫取扱量は約9000トンの増加(2.9%増)となったが、出庫取扱量は横ばいの約300トンの増加(0.1%増)、平均保管在庫量は約2万2000トンの減少(2.8%減)となった。
タイ国の連結子会社タイヨコレイは引き続き順調に稼働し、増収増益で推移した。
ヨコレイ 決算/10~3月の売上高は2.0%減、営業利益は64.7%増