経済産業省が2月28日に発表した1月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1971万kl、前年同月比1.6%減と2か月連続して前年を下回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(559万kl、前年同月比11.2%減)、アラブ首長国連邦(404万kl、4.4%減)、カタール(267万kl、6.9%増)、クウェート(180万kl、22.4%増)、ロシア(158万kl、23.5%増)、となっている。
中東依存度は83.2%、前年同月に比べ0.4ポイント増と前年を上回った。
燃料油の在庫は1061万kl、前年同月比2.0%減と5か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、ジェット燃料と灯油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、軽油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。