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シーネット/上海の日系物流会社に在庫管理システム納入

2014年03月19日/物流施設

シーネットの関連会社であるシーネット北京は、物流企業の高末の中国現地法人に、海外向け在庫管理システム「ci.Himalayas/asia」を納入したと発表した。

<蘇州物流センター>
20140319cnet - シーネット/上海の日系物流会社に在庫管理システム納入

導入したのは、蘇州物流センター(江蘇省蘇州市)で、昨年12月に稼働を開始。自動車部品や照明器具を取り扱う荷主の在庫を管理している。

蘇州物流センターへ導入した「ci.Himalayas/asia」は、海外物流向けに多言語対応やインターネット環境を整備させた在庫管理システム。

クラウド型のシステムであるため、複数荷主や複数倉庫はもちろん、日本と海外拠点で同一のシステムを利用でき、データを一元管理することができる。

中国をはじめタイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、インドなど、海外に倉庫を設ける日系企業のグローバルサプライチェーン構築をサポートする。

なお、高末(上海)は、無錫・蘇州・上海エリアで物流サービス拡大のため、昨年4月に蘇州物流センターを開設と同時に在庫管理システムの導入を予定していたが、日本で使用しているシステムを中国の言語や管理方法に対応させる上で、開発コストと納期が問題となっていた。

このため、初期投資費用や運用コストが抑えられ、短期間で導入可能な中国向けの専門システムの導入を検討していたもの。

■システムの詳細・機能
http://www.cross-docking.com/service/asia/

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