センコーは5月2日、タイのレムチャバン港に輸出入物流センターを建設するとともに、アユタヤにも物流センター用地を取得したと発表した。
レムチャバン港では、港から約10kmにあるピントン工業団地の敷地面積4.8万㎡に、輸出入物流センターとして平屋倉庫棟3棟、延床面積2.1万㎡を建設し、来年4月稼働を予定している。
アユタヤでは、量販・小売店向け物流センターを整備するため、敷地面積4.5万㎡を確保し、2万㎡の平屋建ての物流センターを建設し、2016年4月稼働の計画。
同社では、アセアン物流ネットワーク構築による事業拡大を図るため、第1ステップとして、今回の2拠点の整備を行い、第2ステップでは、タイ周辺諸国への拠点拡大を進め、タイを起点とした国際陸上輸送による「陸のアセアン」、第3ステップでは、海上輸送を中心とした「海のアセアン」への物流ネットワークを構築する方針。
なお、同社はタイ国内で、バンコク市内にフォワーディング業務や、日系化学メーカーの工場内物流・国内輸送・輸出業務などを中心に行うSenko(Thailand)を2006年7月に設立し、事業展開している。
2012年には豊田通商タイ殿と合弁でSenko Logistics(Thailand)をタイのチョンブリ県に設立し、2013年4月から日系自動車メーカー向けに自動車部品調達輸送(ミルクラン輸送)事業を展開している。
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