JFEエンジニアリングとJ&Mスチールソリューションズは7月20日、ミャンマーのヤンゴン市タケタ地区で橋梁などの鋼構造物を製作する工場をオープンした。
新工場は、4月から主要設備を稼動して鋼製橋梁の製作を開始し、第一号の橋梁ブロックを出荷した。
ミャンマー国が目指す経済成長のためには、道路・鉄道などの交通インフラや港湾ターミナルなどの物流インフラの整備が不可欠。
J&Mスチールソリューションズは、JFEエンジニアリングから日本の高い技術力を導入し、橋梁や港湾桟橋、コンテナクレーンなどにおいて高品質の製品を提供する。同国が目指す鋼構造製品の国産化率向上に寄与していくとしている。
なお、J&MスチールソリューションズはJFEエンジニアリングとミャンマー国建設省の合弁企業。
■J&Mスチールソリューションズ会社概要
合弁相手：ミャンマー国建設省公共事業局
商号：J&MSteel Solutions Company Limited
資本金：12億円
出資：JFEエンジ60％、ミャンマー国建設省公共事業局40％
工場概要：鋼構造物 年間生産能力1万トン、土地面積約6万5000㎡
所在地：ヤンゴン市タケタ地区（中心部より約15㎞）
業務内容：営業、設計、製作、架設機能を有する
人員：190名（スタッフ30名、ワーカー160名）
商品：橋梁、港湾構造物、ガードレール、その他鋼構造物製品
