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YKK AP/インフラ基盤強化と構内物流の改善等で黒部製造所を再構築

2014年07月28日/生産

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YKK APは7月28日、国内アルミ素材製造の中核工場である黒部事業所黒部製造所の再構築計画に着手すると発表した。

黒部製造所は、2009年までにアルミ素材一貫生産FA化モデルラインを完成させた。再構築では、それを拡大するとともに、インフラ基盤の強化、構内物流改善、ラインのコンパクト化実現に向け、順次計画を進めていく。

2014年度は、アルミ押出ラインと排水処理施設の更新として、24億円の投資を計画している。

YKK AP黒部事業所は、生産・開発の本部機能、本社機能の一部がある国内最大の拠点。黒部製造所は、アルミの鋳造・押出・表面処理の設備があり、全世界のYKK APアルミ技術の中核拠点となる。

■YKK AP黒部製造所の概要
所在地:富山県 黒部市 吉田200
敷地面積:34万5000㎡
従業員数:約770人
販売品目:アルミ押出形材、エクステリア商品

2014年度 新設概要
押出ライン棟
建築面積:約5300㎡
延床面積:約5400㎡
構造:鉄骨造
投資予定額:約15億円(設備含)
着工:2014年8月予定
操業:2015年6月予定
主な生産品目:アルミ押出形材
設備・機械:押出機(1800トン)、他関連設備

排水処理施設棟
建築面積:約900㎡
延床面積:約1000㎡
構造:鉄骨造
投資予定額:約9億円(設備含)
着工:2014年10月予定
操業:2015年5月予定
主な生産品目:-
設備・機械:薬液回収装置2基

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