大和ハウス工業は7月30日、フジタと共同で、物流施設や工場などの設計段階で、床振動を短時間かつ高精度に解析できるシステム「大型施設用床振動解析システム」を共同開発したと発表した。
大型施設用床振動解析システムは、フジタが開発した床振動解析システム「揺れイザーⅠ」、「揺れイザーⅡ」をベースに開発したもの。
床振動解析に有限要素法を採用することで、従来のシステムでは解析が難しかった、鉄骨と鉄筋コンクリートを混合した特殊な梁や開口のある床など、さまざまな構造でも床振動を解析することができる。
このシステムは図面を作成するだけで解析することができ、さらに床の振動を3次元アニメーションで表示できるため、初めてシステムを使用する場合でも入力・解析・結果の表示まで短時間で行うことができる。
今後、を物流施設や工場、医療施設、オフィスビルなどの設計段階や大規模リフォームを行う際の提案などに積極的に活用していく。
【PR】CBRE/10月24日に大阪府箕面市の即入居可能物件で内覧会