経済産業省が7月31日に発表した6月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1436万kl、前年同月比8.3%減となった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(445万kl、前年同月比3.4%増)、アラブ首長国連邦(366万kl、14.4%減)、カタール(112万kl、52.2%減)、ロシア(102万kl、8.7%増)、クウェート(96万kl、20.7%減)、となっている。
中東依存度は82.0%、前年同月に比べ2.9ポイント減と前年を下回った。
燃料油の在庫は1207万kl、前年同月比13.5%減と3か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、B・C重油は前年同月を下回った。