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鴻池運輸/4~6月の売上高4.3%増、営業利益23.1%増

2014年08月08日/決算

鴻池運輸が8月8日に発表した2015年3月期第1四半期決算によると、売上高592億5200万円(前年同期比4.3%増)、営業利益24億6800万円(23.1%増)、経常利益25億4000万円(19.3%増)、当期利益14億4800万円(9.9%増)となった。

複合ソリューション事業は、売上高は385億8100万円(4.3%増)、営業利益は31億9600万円(10.0%増)となった。

消費税増税後の反動減の影響を受け、食品関連分野における商品保管ならびに小売店向け配送業務の減少等があったが、鉄鋼関連分野で顧客の粗鋼生産量増加等により、原料の輸送業務や顧客製鉄所内での生産工程請負業務が増加した。

空港関連分野で遅れていた中国路線便の便数回復等を受けグランドハンドリング業務が増加したこと等により、好調に推移した。医療関連分野の子会社での院内物流業務等の伸長も寄与した。

国内物流事業は、売上高は128億3200万円(4.1%増)となった。営業利益は、2013年3月竣工の流通センターと同年5月竣工のアパレル専用倉庫立ち上げ費用の解消等により、2億9700万円(127.8%増)となった。

パソコン代替需要の増加に伴いオフィス用品配送センター業務が好調に推移したことに加え、定温物流分野でコンビニエンスストア向けチルド飲料や、食品用包資材の配送センター業務、食品原料の長距離輸送業務が増加したこと等により、

国際物流事業は、売上高は78億3800万円(4.7%増)、営業利益は3億4000万円(1.8%増)となった。

生産拠点の海外移転の加速を背景に、中国やベトナムを中心としたアジア諸国向け製造設備の輸送と据付業務が増加した他、輸入業務も、中国からの調理家電や商品販売促進用のノベルティグッズ取扱量が堅調を維持したことや、アパレル品取扱量の増加等により、好調に推移した。さらに、タイ在外子会社の冷凍・冷蔵食品取扱業務の伸長も寄与した。

通期は、売上高2437億円(5.3%増)、営業利益96億円(20.9%増)、経常利益94億円(17.4%増)、当期利益54億円(23.6%増)を見込んでいる。

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