YKK APは9月11日、兵庫県神戸市の六甲アイランドに建設を進めていた六甲窓工場の工事が完了し、操業を開始した。
＜六甲窓工場＞
YKK AP六甲窓工場は、西日本エリアでの販売が増加する樹脂窓の供給体制強化に向けた窓工場。
西日本での窓事業の中核工場と位置づけ、主にYKK APの窓事業カテゴリーブランド「APW」シリーズの商品を生産し、関西エリアへタイムリーに供給すると共に、中国・四国・九州エリアにも供給する。
YKK APは8月、宮城県大崎市に東北事業所窓工場の操業を開始。六甲窓工場の操業により、樹脂窓の生産能力が前年比約2倍に拡大する。
YKK AP六甲窓工場は、既存建物の有効活用ならびに高効率設備を導入し、原材料調達と九州エリアへの供給では海上輸送を積極的に活用した環境負荷低減に取り組んでいる。
■六甲窓工場の概要
所在地：兵庫県神戸市東灘区向洋町西4-2
従業員数：約90名
建築面積：約6700㎡
延床面積：約1万㎡
構造階高：鉄骨造地上2階建
操業：2014年9月11日
投資額：約18億円（建屋改修工事金額含む）
生産品目：窓・複層ガラス 等
主な設備：窓生産ライン、複層ガラス生産ライン 等
生産能力：年間9万窓
