ジャパンマリンユナイテッドは3月16日、舞鶴事業所で建造していたLavender Maritime S.A. (ラベンダー マリタイム エスエー)向けの次世代省エネ型バルクキャリア”MARATHASSA(マラタッサ)”を引き渡した。
この船は、種々の省エネ対策を講じて、燃料消費量を劇的に下げることにより、GHG(温室効果ガス)低減に成功した、次世代省エネ船「Gシリーズ」のパナマックスバルクキャリア。
省エネ附加物の他に、低風圧型居住区や波浪抵抗増加を減少するLEADGE BOW(レッジバウ)、低摩擦抵抗塗料を採用している。GHG削減に加え、燃料油タンク保護規則、NOx排出規則Tier Ⅱに適合し、さらに環境に配慮した船型となっている。
■概要
主要寸法:全長 229.00mx幅32.26mx深さ20.00mx喫水14.475m
載貨重量:8万1000トン
総トン数:4万3229
主機関:MAN B&W 6S60ME-C8.2
航海速力:14.50ノット
定員:25名
船級:LRS
船籍:キプロス
JMU/WAN HAI LINES向け中型コンテナ船の引渡完了