日通NECロジスティクスは3月24日、タイ法人のNippon Express NEC Logistics (Thailand)(タイ社)が3月20日に設立20周年を迎えるとともに、新Free Zone倉庫の開設を祝ったと発表した。
タイ社は、NECロジスティクス(当時)グループ最初の海外法人として1995年3月に設立し、20周年の節目を迎えた。
タイ社は、タイを中心に事業を拡大し、現在、全従業員数246名の陣容で、国内10拠点の他、ベトナムにも駐在員事務所を有している。
昨年12月に日本通運グループになったことにより、今後は、クロスボーダー・トラックなどサービスメニューの拡大を図り、タイで成功したビジネス・モデルをCLMV(カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム)諸国に水平展開していく計画。
開設した新Free Zone倉庫は、バンコク東部バンナ地区にあるTICON Logistics Park内のCustoms Free Zoneにあるため、各種税制上の恩典が受けられるもの。
新Free Zone倉庫は2250㎡で、常温保管に加え計600㎡となる2つの空調ルームを設け、温度・湿度管理が必要な貨物の保管に対応している。
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