日通NECロジスティクスは8月1日、半導体・電子部品に特化した物流拠点「千葉ロジスティクスセンター」を千葉市稲毛区に開設、稼働開始した。
2024年問題をはじめとする「物流危機」に対応する施策の一つとして、多種多様な部品を集積することで物流DXの推進や共同輸配送、環境問題などの社会課題解決に取り組む。
立地は、東関東自動車道「千葉北IC」から約3.2kmに位置し、成田空港や東京港といった主要国際港へのアクセスも良い。半導体・電子部品を扱う顧客の集積が可能な保管環境と、それを支えるオペレーションが強みだ。
特化型の混載プラットフォーム倉庫として、同一産業の集中により、荷役と応受援体制の最大効率化と、先端IT技術の最大活用を実現させる。
また、日通NECロジスティクスが持つノウハウとIT技術・デジタル技術を活用した業務マネジメント体制のもとでサービスを提供。
倉庫業務、流通加工業務にとどまらず、メーカー系物流会社として培った荷主代行業務、内航船や鉄道輸送サービス等の輸送モードを組み合わせた一貫輸送など、幅広いサービス領域を想定している。
NXグループの総合力で最適なサプライチェーン構築に貢献するという。
■拠点概要
所在地:千葉県千葉市稲毛区六方町141-2
延床面積:同社管理1万909.09m2(約3300坪、初動期)
構造:鉄骨造4階建(うち1階・4階を利用)
床荷重:1.5t/m2
天井高:5.5m
アクセス:東関東自動車道「千葉北IC」約3.2km、京葉道路「穴川IC」約3.9km
JR総武本線「四街道駅」約2.7km(車 約10分)
千葉内陸バス「六方町バス停」徒歩2分、「六方新田バス停」徒歩5分
設備:貨物用EV 3.6t 1基(W3.5m×D4.0m×H3.65m)、垂直搬送機1.5t 2基、ドックレベラー1基、倉庫構内全区画作業空調完備、カフェテリア、大型車待機場10台
営業開始日:2024年8月1日
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