ANAは9月2日、成田-ジャカルタ(往復)の貨物便路線をバンコク経由に変更し、バンコク-ジャカルタ線を開設する。
成長著しいASEAN域内の貨物需要に対応するためで、運航は成田-バンコク-ジャカルタ-成田。
9月2日から10月24日までは週2便の運航だが、10月27日からは週3便の運航に増便し、利便性を高めていく。
今回の路線再編により昨年10月から運休中の成田-バンコク線も再開し、自動車部品や生鮮貨物等の航空輸送需要が高まる同区間の供給量を増加することで、顧客のニーズに幅広く応えていくとしている。
現在、成田空港と関西空港を発着する国際線直行貨物便と、沖縄・那覇空港の貨物ハブを拠点とした貨物便ネットワ-クを合計43路線構築している。
成田-バンコク-ジャカルタ-成田線の貨物便就航は、外国間の貨物を取り込む海外空港発着路線としては、初めての通年運航となる。
■概要
路線:成田-バンコク-ジャカルタ-成田
ダイヤ:9月2日~10月24日
NH8507 成田 15:00⇒バンコク 19:30
NH8507 バンコク 21:30⇒ジャカルタ 01:00(翌日)
NH8438 ジャカルタ02:30⇒成田 12:05
使用機材:ボーイング767-300型貨物専用機
ANA/6月の貨物重量は国際線10.8%増、国内線10.9%増