国土交通省は8月4日、宅配の受取方法の多様化の促進等を通じた再配達の削減に向けて、現状把握、要因分析を行うために、アンケート調査を行うと発表した。
電子商取引(EC)市場の拡大に伴い宅配便の取扱件数が増加するとともに、受取人の不在等による再配達が増加している現状を把握する狙い。
物流分野での二酸化炭素排出量を抑制するとともに、労働力不足に対応するため、受取方法の多様化の促進等による再配達の削減を通じた物流の効率化を推進する必要があることから実施するもの。
アンケート結果は、「宅配の再配達の削減に向けた受取方法の多様化の促進等に関する検討会」における今後の検討に活用する。
アンケートは8月4日から21日までで、宅配便が再配達となった消費者にアンケート用紙を配布、郵送またはWEBページでの回答を募る。
期間中、回答用のサイトも開設し意見を募集する。
■宅配便の再配達に関するアンケート調査
http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/seisakutokatsu_freight_tk1_000096.html