経済産業省が8月31日に発表した7月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1693万kl、前年同月比10.9%増となった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(557万kl、前年同月比7.8%増)、アラブ首長国連邦(523万kl、28.9%増)、ロシア(118万kl、0.3%増)、カタール(116万kl、32.3%減)、クウェート(103万kl、6.5%増)、となっている。
中東依存度は83.9%、前年同月に比べ1.1ポイント減と3か月ぶりに前年を下回った。
燃料油の在庫は1020万kl、前年同月比2.0%増と3か月連続して前年を上回った。
油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油及びA重油は前年同月を上回ったが、ガソリン及びB・C重油は前年同月を下回った。