日本空港ビルデングは9月29日、羽田空港国内線旅客ターミナルビルにおいて、CYBERDYNEのロボットスーツ HAL等を導入すると発表した。
<上からロボットスーツHAL、搬送ロボット、クリーンロボット>
日本空港ビルデングは、7月2日、CYBERDYNEと次世代型ロボット導入等に関する基本合意書を締結し、羽田空港国内線旅客ターミナルでのロボットの活用に向け実証実験してきた。9月30日にロボットを導入する。
導入は、ロボットスーツHAL作業支援用(腰タイプ)を3台で、対象作業は物流関連作業、物販店での商品補充リムジンバスの荷物積込み・下ろしを行う。
また、搬送ロボット×3台で対象作業は地下倉庫間での荷物搬送を行う。
さらに、クリーンロボット×5台で、対象作業は、空港内清掃、店舗等の床清掃を行う。
導入にあたり、効果等を検証し、対象作業、エリア、台数の拡大を図るとともにロボットの機能向上に加え、未来の空港のあり方を見据え、空港の省力化・高度化等を目的とする新しいロボットの研究開発についても、CYBERDYNEと取り組んでいく。