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SGHD/4~9月の売上高16%増、営業利益41%増の283億円、運賃上昇

2015年10月28日/決算

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SGホールディングスが10月28日に発表した2016年3月期第2四半期決算は、売上高4743億1600万円(前年同期比16.0%増)、営業利益283億4300万円(41.1%増)、経常利益268億4700万円(44.5%増)、当期利益153億900万円(37.6%増)となった。

<決算会見での関根眞二執行役員(左)と中島俊一取締役>
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主体のデリバリー事業は、スマート納品導入等による取扱個数の増加、ソリューション事業の拡大、館内物流サービスの好調を挙げている。売上高は3569億円(前年同期比2.08%増)だった。

営業利益は、運賃単価が最低だった2012年上期の459円から急速に上昇し、2014年上期の500円から2015年上期には507円までアップし、営業利益は178億円(4.70%増)となった。

ロジスティクス事業は、売上高が559億円(96.8%増)と2倍近くになっている。グループ化したエクスポランカの貢献が大きく、既存顧客の取扱が増加した。

営業利益も、エクスポランカの貢献が大きく、さらに最適な倉庫スペースの活用効率化(稼働率の上昇)0から3億円となった。

不動産事業では、売上高は318億円(14.45倍)、営業利益78億円(7.09倍)となっている。REIT等を活用した不動産の流動化と前期竣工したSGR舞洲が貢献した。

DGHDの中島俊一取締役は「増収増益となったのは、全体的にスマート納品、適正運賃収受と先進的ロジスティクスプロジェクトチームによるGOALの活動継続、エクスポランカの貢献が大きかった。通期予想での数字は変更しなかったが、予想を超える結果になってほしいと思っている」と話した。

通期は、売上高9400億円(9.6%増)、営業利益500億円(9.7%増)、経常利益480億円(9.3%増)、当期利益290億円(16.9%増)の見通し。

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