西日本高速道路(NEXCO西日本)は10月28日、民営化10年をふまえた、高速道路による地域貢献事例を紹介した「高速道路整備によるストック効果集」を発表した。
「地域産業の活性化(農水産品の流通支援)」、「地域産業の活性化(企業立地、雇用拡大)」、「地域経済の活性化(観光地へのアクセス向上)」、「高速バスによる利便性の向上」、「救急医療への貢献」、「災害復旧活動への貢献・信頼性の向上」で構成。
地域産業の活性化(企業立地、雇用拡大)では、第二京阪道路(巨椋池~門真JCT)、山陰自動車道(宍道JCT~出雲IC)、中国地方における高速道路ネットワーク、新名神高速道路(草津JCT~亀山JCT)、四国地方における高速道路ネットワーク、九州地方における高速道路ネットワーク、舞鶴若狭自動車道(小浜西 敦賀JCT)の事例を紹介している。
第二京阪道路(巨椋池~門真JCT)では、第二京阪道路の開通に伴い 沿線に大規模商業施設、工場、物流拠点が新たに立地。第二京阪道路の開通に伴い、沿線に大規模商業施設・工場・物流拠点が新たに立地した。
全区画分譲済みの工業団地も多数あり、沿線市の法人市民税収が増加するなど地域経済の発展に貢献したとしている。
四国地方の高速道路ネットワーク整備による四国地方の高速道路ネットワーク整備による地域産業の活性化(企業立地の促進)では、高速道路沿線に、コンビニエンスストアや大規模小売店舗が多く出店した。
高速道路ネットワークの整備により、商品の配送が可能となり商圏が拡大するなど、地域産業の活性化に貢献した。
■高速道路整備によるストック効果集
http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/hq/h27/1028a/pdfs/01.pdf