明治海運が10月30日に発表した2016年3月期第2四半期決算によると、売上高は167億2400万円(前年同期比20.3%増)、営業利益19億5300万円(42.1%増)、経常利益31億円(前期は1000万円の経常利益)、当期利益24億9700万円(前期は9500万円の当期利益)となった。
大型タンカー市況は好調な滑り出しとなり、1~7月の中東積み日本向け市況では平均がWS64(日建て傭船料換算7万ドル程度)だった。
8月に入り、原油安の定常化でトレーディングの動きが収まり、一時はWS30(日建て傭船料換算2万5000ドル程度)を切るところまで落ち込んだものの、9月上旬より急回復し中東積み日本向けがWS85(日建て傭船料換算9万3000ドル程度)となった。
通期は、売上高345億円(8.0%増)、営業利益36億円(28.9%増)、経常利益27億円(51.8%減)、当期利益23億円(6.0%減)を見込んでいる。
大運 決算/4~6月の売上高7.3%増、営業利益42.2%増