中日本高速道路は11月19日、建設を進めている新東名高速道路の浜松いなさジャンクション（JCT）から豊田東JCTまでの間（延長約55km）を、2016年2月中に開通を目指すと発表した。
＜開通区間＞
切土のり面崩落対策工事などにより、開通時期が2014年度末から2015年度末に延びていた。
開通遅延の要因となっていた対策工事が全て完了し、残る舗装、休憩施設内の建物工事などについて工程を精査し、2016年2月中に開通できる見通しとなった。
開通により、東名高速の渋滞緩和、ダブルネットワーク化による信頼性の向上、日本の大動脈としての三大都市圏の連携強化などの効果が期待される。
沿線では、工場用地・工業団地等の企業立地の促進や、奥三河地域への日帰り観光圏域の拡大など、地域の活性化も期待されている。
