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CRE、アグラ/プラットフォーム構築で不動産分析、提案が可能に

2015年11月30日/調査・統計

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シーアールイー(CRE)とアグラは11月27日、データ仮想統合ソフトウエア AGRA(アグラ)を管理会計情報分析プラットフォーム及び事業分析プラットフォームに採用し、稼働を開始したと発表した。

CREは2010年にコマーシャル・アールイーからの事業譲受を実施して以降、天幸総建の吸収合併、ストラテジック・パートナーズの完全子会社化を行った。

今後もM&Aを推進していく上で戦略的にグループ全体での知の早期統合を図り、今後の成長スピードを鈍化させないことを目的としてシステムプラットフォームの導入を模索する中、異なったデータ基盤においても、柔軟かつ迅速にデータ統合を行うことができるAGRAを採用することにしたもの。

システムの採用に伴い、過去20年間の不動産の賃料・面積データを、エリア別、アセットタイプ別、顧客業種別、などでシステマティックに分析することが可能となった。

不動産の利用者に対して賃貸物件の戦略的な提案を早期に行うことが可能となったほか、不動産の保有者に対してもCRE戦略を切り口としたコンサルティングから保有、賃貸、売却等の出口提案を早期に実行することが可能となった。

開発素地の購入を検討する際や、不動産保有者に対する新築・建替え計画などを提案する際にも、過去のデータに基づいた戦略的な検討・提案を早期に行うことが可能となった。

M&Aや事業拡大に伴い発生する組織改編に対して、セグメント別、業務別、勘定科目別の数値・指標を、一元的に過去データと比較しながら分析することが容易になり、経営意思決定の迅速化につなげることが可能となった。

今後、CREではこのプラットフォームを最大限に活用し、不動産利用者及び不動産保有者に対してより有効な事業提案を行っていくほか、経営意思決定の更なる迅速化を図っていくとしている。

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