商船三井は12月17日、NGO法人「アジア子どもの夢」がネパール大地震被災地へ寄贈した救援物資の海上輸送を無償で引き受けたと発表した。
<カトマンズでの支援物資引き渡しの様子(写真提供:NGO法人「アジア子どもの夢」)>
首都・カトマンズ北東部の標高5000mに位置する4つの村に対して、支援団体から寄贈された防寒具や毛布など計約6000点の海上輸送に協力した。
4月に発生したネパール大地震では9000人近くの犠牲者を出し、発生から半年以上が経った現在でも大多数の人々が避難所での生活を余儀なくされており、冬の寒さをしのぐための物資の支援が必要とされているという。