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レッドウッド/e-Shangと合併、日中韓に350万m2以上のプロジェクトを保有

2016年01月25日/生産

e-Shang Cayman(e-Shang)とRedwood Group Asia(レッドウッド)は1月25日、両社が全額株式交換による合併を完了したと発表した。

<e-Shang(イーシャン)上海フレンズパーク>
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<レッドウッド南港DC>
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合併の完了後、グループ名はe-Shang Redwood(ESR)に改称。

中国、日本、韓国で所有・開発中の350万m2以上のプロジェクトおよび香港とシンガポールで資本・ファンド運用事務所を有するアジア最大級の物流不動産プラットフォームの1つとなる。

統合ベースで、ESRはまたそれぞれの運営市場で最大の開発パイプライン(案件)の1つ(計約800万m2)、Amazon、JD.com、1haodian、H&M、Carrefour、DB Schenker、 ダイムラー、アスクルなどを含む有力なMNCテナント、APG、PGGM、CPPIB、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスなどを含む多様な優良資本パートナーの基盤を一気に保有する。

e-Shangのジェフリー・シェン(Jeffrey Shen)共同創立者兼最高経営責任者(CEO)とRedwoodのスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)共同創設者兼CEOは、合併会社の共同CEOを務める。

共同CEOに加え、e-Shangのサン・ドンピン(Sun Dongping)共同創設者兼会長とRedwood のチャールズ・デ・ポルテス(Charles de Portes)共同創立者(ESR社長を務める)が4人制の執行委員会を構成する。

同委員会は、ESRの大型パイプラインの開発およびアジアでの事業戦略に重点的に取り組む。

一方で、引き続き広範なチームと世界的な資本関係を成長させ、各国の上級管理者は引き続き上海、広州、香港、東京、大阪、ソウル、シンガポールのオフィスから日常業務を遂行する。

中国の上海に拠点を置くe-Shangは、アジアの広範な不動産領域に熟達している総合的な開発・投資管理会社。

2011年に世界的規模の未公開株式投資会社ウォーバーグ・ピンカスと2人の中国人企業家によって共同創立され、2014年5月にオランダの年金基金資産管理会社APG Asset Management N.V.の出資を受けた。

創立以来、e-Shangは急速に成長し、現在は中国と韓国で20のeコマース、小売り、低温流通のセンターおよび計230万m2以上の営業中・開発中のプロジェクトを所有している。

スチュアート・ギブソン氏とチャールズ・デ・ポルテス氏によって2006年に設立されたレッドウッドは、中国と日本の主要な地域で、120万m2に亘って展開する稼働中と開発中の施設、更なる大型パイプラインを有する自社による開発、賃貸、物件運用の深い知識と経験を有する物流不動産会社。

合併が完了すると、e-Shangとレッドウッドは、中国、日本、韓国の有力なeコマースの大手企業、現代的小売業者、3PL等の主要企業のニーズに応えるため、相互に補完性を持つ地域に展開することになる。合併は運営能力と取引関係を強化し、顧客や投資家に対しより良いサービスと付加価値をもたらすとしている。

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