明治海運が5月13日に発表した2016年3月期決算は、売上高は354億6900万円(前年同期比11.0%増)、営業利益44億3800万円(59.0%増)、経常利益42億3700万円(24.3%減)、当期利益10億6300万円(56.5%減)となった。
外航海運業の売上高は224億3800万円(7.7%増)となり、船舶コストの減少もあり、外航海運業利益は28億7400万円(117.9%増)となった。
なお、船隊近代化の一環として、当連結会計年度に連結子会社において新造船バルカー3隻、チップ船1隻を投入した一方で、タンカー、バルカー各1隻を売船し、その売却益8億7300万円を特別利益に計上した。
また、一部船舶の収益性の低下等による減損損失37億5300万円を特別損失に計上した。
来期は、売上高360億円(1.5%増)、営業利益47億円(5.9%増)、経常利益30億円(29.2%減)、当期利益9億円(15.4%減)を見込んでいる。
明治海運 決算/4~6月の売上高3.0%増、営業利益8.4%増