アルフレッサは5月22日、日常的にEVを運転するドライバーを対象に、「EV運転による疲労感や勤務満足度の変化」に関するアンケート調査を実施した。
調査は、2025年1月に業務用車両として新たに45台の電気自動車(EV)を導入したことを契機に行ったもので、EV化推進を経営層の脱炭素化推進という視点にとどまらず、現場従業員の意見を積極的に取り入れることで、会社全体として環境負荷低減と働きやすさの両立を目指すもの。
<運転性に対する評価:運転のスムーズさ(5段階評価:1=非常に悪い / 5=非常に良い)>
<運転性に対する評価:ハンドリングのしやすさ(5段階評価:1=非常に悪い / 5=非常に良い)>
<運転性に対する評価:ブレーキの感触・回生ブレーキの使いやすさ(5段階評価:1=非常に悪い / 5=非常に良い>
<運転性に対する評価EVの運転における評価:車内の静かさ・騒音の少なさ(5段階評価:1=非常に悪い / 5=非常に良い)>
主な調査結果の内、「運転のしやすさ」に関しては、5段階評価で全て4.2以上の高評価となり、業務中の運転ストレス軽減に寄与。運転環境が向上し、現場の働きやすさ改善に効果的と考察した。
「健康・ストレス軽減」については、約85%が疲労感の低下を実感しており、従業員の心身の健康維持・ストレス低減につながり、従業員の定着率向上、労働環境改善が期待される、としている。
EV導入でのドライバーから寄せられた意見では、「音が静かなので、今までより疲れが少ないように感じた」、「運転は非常に快適。加速がスムーズでストレスが少ない」。EVならではの静粛性や滑らかな加速が、身体的・精神的な負担を軽減し、より快適な運転環境を実現していることが示唆する回答結果が得られた。
今後の展望として、経営層と現場が連携し、脱炭素化を進めることで、職場全体の環境意識の向上のみならず、従業員の働きやすさや健康、ストレス軽減にも効果的であることが明確になった。これらを踏まえ、アルフレッサでは現場従業員の声を継続的に反映しながら、会社全体として持続可能な社会への貢献を進めていく、としている。
ヤマトHD、アルフレッサ/自動車運送事業者の従業員の健康維持に新会社