商船三井は7月12日、NPO法人マドレボニータが開発した「復職支援プログラム」を導入し、育児休職中の社員の産後の回復とスムーズな復職への支援を開始したと発表した。
マドレボニータは産前・産後に特化したヘルスケアプログラムの研究、開発、普及に取り組むNPO法人で、同法人が提供する「産後のボディケア&フィットネス教室」では3つのプログラム(有酸素運動、コミュニケーションワーク、セルフケア)により産後の心身のダメージを回復させる。
育児休業中の女性にとって、この「取り組むケア」は復職を前向きに意識する機会となり、復職に向けての土台作りに大きな役割を果たすことを目指すものとしている。
商船三井は2016年4月1日に施行された女性活躍推進法の規定に基づいて行動計画を策定しており、今回の産後復職支援プログラムの導入は、その施策の1つになる。