住友倉庫は11月8日、2017年3月期第2四半期の業績を発表した。
海運事業での市況低迷や取扱貨物の減少、物流事業では中国経済減速の影響があったことに加え、両事業とも円高の影響を受け、売上高は797億2700万円(前年同期比9.4%減)、営業利益46億2300万円
(13.7%減)、経常利益58億4700万円(11.4%減)だった。
親会社株主に帰属する純利益は、法定実効税率の引下げに伴う法人税等の減少などにより38億4000万円(4.5%減)と減収減益だった。
通期は、不動産事業において第2四半期稼働、取得した施設の寄与等による増益要因があるが、海運事業において市況の急速な回復は見込めないことから、売上高1620億円(6.0%減)、営業利益93億円(13.6%減)、経常利益113億円(11.6%減)、当期利益74億円(8.4%減)と見込んでいる。
住友倉庫 決算/4~6月の売上高0.6%減、営業利益4.4%減