日清食品は12月7日、滋賀県栗東市に、関西工場 （仮称） を新たに建設すると発表した。
＜完成予想図＞
現滋賀工場から北に約350m離れた場所に位置し、同社が所有している9万9865m2の土地に建設する。完成 （第3期工事完了） は、2019年12月の予定。
建設する関西工場では、自社研究所「the WAVE」の独自開発による最新鋭設備の導入とIoT技術の活用により自動化と効率化を進めることで、さらなる製品の安全性とコスト競争力の向上を実現する。
また、50％以上の省人化などにより、新工場建設に伴う減価償却費増を上回るコスト削減を目指す。
滋賀工場は、西日本の主要生産拠点として1973年9月から操業しており、高効率の設備の導入や今後の拡張性が課題となっていた。
■新工場の概要
名称：日清食品 関西工場 （仮称）
所在地：滋賀県栗東市下鈎 （しもまがり） 333
工場開始年月：2017年5月 （予定）
稼働予定年月：2018年8月 第1期操業開始予定 （2019年12月第3期操業開始予定）
生産品種：カップ麺、袋麺
敷地面積：9万9865m2
工場延床面積：11万3368m2
生産能力 （日産）：315万食 （第3期操業開始後）
設備投資額：575億円 （第3期工事完了時）
