ラサール不動産投資顧問は1月30日、神奈川県平塚市に国内大手食品卸会社のコンビニエンスストア向けのBTS型物流施設「(仮称)平塚東八幡物流センター」を1月10日に着工したと発表した。
竣工は10月31日の予定。
平塚エリアでの物流施設の開発は、既に竣工している「ロジポート平塚新町」に続く第2弾。施設は、国内大手食品卸会社へ竣工と同時に1棟貸しすることが既に決まっており、コンビニエンスストア向けのドライ食品を扱う配送センターとして稼働する予定で、「ロジポート平塚新町」と同様に国内大手の企業より長期の賃貸借契約を締結した。
施設は圏央道寒川南ICまで 2.5kmと至近、東名高速道路や中央自動車道へのアクセスが容易で、藤沢IC~釜利谷IC間の開通後は、横浜中心部へのアクセスも向上する。
2018年度にはこの施設から7.5kmの位置に新東名厚木南ICが開設、2020年度には御殿場ICまでの全区間が開通する予定で、西日本方面への交通利便性が一層高まることから、平塚エリアは新たな物流適地として発展が期待されている。
近隣住民人口は、半径 5㎞圏内で約41万人にのぼり、従業員確保に優れている。
施設が立地する周辺一帯は工業専用地域となっているため、365日24時間の稼働が可能で物流効率化を実現できる環境。
仕様として、L字型トラックバースを備え、床荷重1.5t/m2、梁下天井有効高5.5 ~6.5m、一部空調設備を確保している。全館LED照明、緑化駐車場を整備し、環境や省エネルギーにも配慮している。
■施設概要
所在地:神奈川県平塚市東八幡1744-1
敷地面積:9369.88m2
建築面積:5116.43m2
延床面積:9690.14m2
構造:鉄骨造、地上2階建て
用途:BTS型物流施設