経済産業省が1月31日に発表した12月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1781万kl、前年同月比3.0%増となり、6か月ぶりに前年を上回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(703万kl、前年同月比22.8%増)、アラブ首長国連邦(415万kl、7.2%増)、カタール(173万kl、19.2%増)、イラン(121万kl、40.7%増)、クウェート(87万kl、45.1%減)、となっている。
中東依存度は86.8%、前年同月に比べ7.0ポイント増と14か月連続して前年を上回った。
燃料油の在庫は936万kl、前年同月比10.9%減と17か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、全油種(ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油及びB・C重油)で前年同月を下回った。