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DHLジャパン/中部国際空港で越境ECセミナー、ゲートウェイ公開

2017年02月16日/3PL・物流企業

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DHLジャパンと中部国際空港(セントレア)は2月16日、越境ECセミナーを開催し、中部地方を中心とした約60人が参加した。

<セミナー>
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<個別相談会>
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セミナーは、中部国際空港で、ここ数年ECの伸びを背景に貨物取扱量と貨物推移が伸張していることから実施したもので、越境ECに焦点を絞った。セミナー終了後は個別相談会も行った。

セミナーでは、Pay Pal(ペイパル)の野田陽介事業開発部長が「決済から見た越境EC」、Gengoの山田修氏が越境ECサイトでの翻訳ノウハウについて、ジェーピーマネジメントの後藤あかね氏が中小企業の海外進出の課題と解決策、元氣玉の織田篤志代表取締役が超初心者のebayセミナーをそして、ベルトランのベルトラン・トーマスCEOが弁当箱の海外販売事業から生まれた出荷作業の簡略化について説明した。

DHLジャパンの西川賢二法人営業担当執行役員は「日本国内の空港に3つの拠点を持っているのはDHLだけ。昨年6月には新東京ゲートウェイを完成し、中部、関西とともに、強力なネットワークを築いている。この中部国際空港でも、貨物便ネットワークの週28便中、20便(ポーラーエアカーゴが15便、エア香港が5便)がDHLグループ。越境ECは今後の貨物成長が見込まれるプライオリティセグメントだ」と述べた。

中部国際空港は、39都市週344便の貨物輸送のネットワークを持っているが、2017年6月にはさらにバンクーバー便を就航させる予定だ。

中部国際空港の中村治男航空営業部長は「リーマンショックで最高週50便まであったのが、一時は週8便までになった。何社かのフォワーダーが撤退する中、DHLの努力で週28便まで回復し、そして今また、越境ECの拡大で、貨物取扱量の増加が期待されている。これからもDHLと連携してやっていく」と話した。

セミナー後に中部国際空港のDHLのゲートウェイが公開された。

倉庫面積は5000m2、貨物仕分け能力は7500個/時間で、現在の稼働率は5割程度で、さらなる需要にも余裕をもって対応できるとしている。

<DHLの中部国際空港ゲートウェイ>
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<エアホンコンの機体が駐機中>
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<内部のデモ>
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<集荷された荷物>
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