ヤマト運輸は5月17日、「ヤマトビジネスメンバーズ」の顧客の利便性の向上のため、クラウド上で利用できる新たな送り状発行サービス「B2クラウド」のサービスを開始した。
「B2クラウド」サービス概要は、宅急便の送り状やクロネコDM便のラベルなどをクラウド上で作成し、顧客のプリンタで印刷できる。
フォームに必要項目を入れるだけで簡単に送り状の発行ができる。クラウド上で提供するサービスのため、導入の手間やコストがかからず、複数の担当者が同時に複数の場所や端末で利用できる。
また、クール宅急便、宅急便タイムサービス、宅急便着払いなど全ての宅急便サービスに対応。統一の専用用紙のため、サービス毎に用紙を切り替える手間も不要となる。
発送履歴や届け先情報をクラウド上で管理することができるため、顧客からの配送状況の問い合わせにすばやく対応できる。
B2クラウドの送り状で宅急便を発送すると、受取人へお届け予定eメールとしてお届け予定通知を送付できる。
サービス開始日は5月17日だが、現在、提供中の「B2Web」を利用の顧客は、「B2クラウド」へ自動的に移行する。
利用料金は、ヤマトビジネスメンバーズに登録している法人・個人事業主の顧客は、無料で利用できる。
なお、B2クラウドで発行した送り状を利用することで、顧客にお届けの予定を事前に知らせすることができる。受け取る顧客がクロネコメンバーズであれば、都合に合わせて受取りの時間帯や場所を変更できるのでストレスなく受け取りすることができる。
また、セールスドライバーは、顧客の都合に応じて一度で届けることができるため集配の効率化を図ることができる。
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