佐川急便と山口県は5月18日、山口県の地域活性化と県民サービスの向上を目的とした「地域活性化包括連携協定」を締結した。
協定内容のうち、地域防災と安心・安全に関することでは、災害時における救援物資の輸送等、地域や暮らしの安心・安全の確保、防犯CSR活動の実施、企業BCPの啓発普及、SCMを支えるBC企業連携の推進を挙げている。
県産品の流通・販売促進では、中小企業の海外展開を流通面から支援、SGホールディングスグループ従業員サイト「SGモール」で「山口県産品特集」の実施を内容としている。
山口県では、2018年が明治改元から150年の節目の年となることを契機に、幕末・明治期の未知の時代を切り拓き、急速な近代化を成し遂げた先人たちの「志」と「行動力」を学び、これを今に活かし、未来へつなげていくためのさまざまな取組を、「明治150年プロジェクト『やまぐち未来維新』」として展開しており、2018年には、このプロジェクトの中核イベントとなる「山口ゆめ花博」を開催することにしている。
そのため、明治150年プロジェクトに関することでは、明治150年と「山口ゆめ花博」開催に向けたPR活動、「明治維新150年記念山口ゆめ花博」への協力を挙げている。
佐川急便/6月中に「包括連携協定」3件、「災害協定」4件締結