三井倉庫ホールディングスが8月14日に発表した2018年3月期第1四半期決算によると、売上高554億8200万円(前年同期比0.9%減)、営業利益16億9800万円(6.1%減)、経常利益21億2400万円(27.3%増)、当期利益11億4400万円(89.6%増)となった。
物流事業は、倉庫業務で注力しているヘルスケア物流の新規取扱開始、3PL業務並びにサプライチェーンマネジメント業務の取扱増加等、注力分野とM&Aを通じて拡充した物流機能においては増収増益となった。
前年同期において発生した大口の航空貨物スポット輸送が、第1四半期においては発生しなかったこと、韓進海運が法的整理を申請したことにより港湾運送業務の取扱量が減少したことなどから物流事業全体としては減収減益となった。
通期は、売上高2250億円(0.2%減)、営業利益65億円(11.6%増)、経常利益55億円(49.9%増)、当期利益31億円(-)の見通し。
川西倉庫 決算/4~6月の売上高0.8%減、営業利益21.1%減