リネットジャパンは9月6日、ビックカメラと提携し、ビックカメラのインターネットショッピングサイト「ビックカメラ・ドットコム」で小型家電リサイクル法に基づく使用済小型家電の宅配回収サービスを9月6日から提供開始すると発表した。
大手家電量販店が宅配回収サービスを導入するのは、業界初。
宅配回収サービスは、小型家電リサイクル法の認定事業者であるリネットジャパンが提供し、顧客の都合(年中無休・最短翌日以降の希望日時)に合わせて、 自宅から不用になったパソコン・小型家電を宅配便(佐川急便)で回収し、 国の認定工場で再資源化処理を行う。
また、回収から処理完了までのトレーサビリティ情報も提供するため、顧客にとって「便利」で「安全」に「あんしん」して回収・処理の依頼が可能なリサイクル・サービスとなる。
両社の提携により、ビックカメラの顧客は、旧製品の処分に関する課題が解決され、 ビックカメラでの家電製品の購入が今まで以上に便利になる。
小型家電リサイクル法ルートでの適正回収の推進、さらに、自治体では埋め立て処理されることが多かった小型家電が、高度な技術で再資源化処理(昨年度の再資源化率は98%)されることになり、 資源のリサイクルを通じて循環型社会の構築に貢献することが可能になる。