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JR貨物/8月のコンテナ貨物輸送量5.2%増

2017年09月13日/調査・統計

日本貨物鉄道(JR貨物)が9月13日に発表した8月の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送実績は173万5000トン(前年同月比5.2%増)、車扱は68万5000トン(3.2%減)となった。

台風5号の接近と静岡地区大雨の影響等により、月全体で高速貨133本、専貨8本が運休となった(前年は、高速貨376本、専貨8本が運休)。

コンテナは、ドライバー不足を背景に鉄道へのシフトが進んでいる積合せ貨物が、関東・東海・関西発九州向けを中心に好調となったほか、国内自動車販売台数が増加していることから自動車部品も堅調に推移した。

農産品・青果物は、北海道地区からの今年度産の生野菜・玉葱・馬鈴薯の出荷が旺盛となり前年を上回った。

エコ関連物資では関東内・北海道内での建設発生土輸送等が順調に推移するなど、前年よりも比較的災害が少なかったことにも助けられ、すべての品目で前年を上回ることができた。

車扱では、石油が配送圏の見直しに伴い鉄道へのシフトが進んだことから、前年を上回った。一方、セメント・石灰石は需要減少等により大幅な減送となった。

コンテナ・車扱の合計では、前年比2.7%増。

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