伊藤忠食品は10月30日、物流改革を推進するため、12月末までに物流改善計画を取りまとめ、経営会議に出す方針を明らかにした。
高垣晴雄社長が2018年3月期第2四半期決算会見で明らかにした。
物流改善計画を立案するため、10月1日付で、ロジスティクス本部内に、ロジスティクス企画部とロジスティクス運営部を新設した。
ロジスティクス部門を2部制とすることで、全社的な物流最適、物流改革を推進するという。
主な検討項目は、現在、全国に約200か所ある物流センターの再編と、庫内作業の自動化、配送費低減に向けた取り組みとなっている。
高垣社長は、「物流拠点再編のイメージは、中小型のセンターを大型センターへ置き換え、物流効率を上げるものだ。具体的な拠点数、物流改善コストは、現在試算中。配送コストが上昇する中でも、しっかりと物流でもうける会社にしたい」と述べた。