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日新/4~12月は大幅な増収増益

2018年02月07日/決算

日新が2月7日に発表した2018年3月期第3四半期の業績は、売上高1632億200万円(前年同期比11.4%増)、営業利益50億4600万円(31.0%増)、経常利益55億3000万円(30.6%増)、当期純利益41億300万円(37.5%増)となった。

物流事業の売上高は1149億4900万円(12.4%増)、セグメント利益36億5900万円(39.0%増)。

日本では、国際運送事業における海上貨物は、食品関連の輸出入取扱い、化学品や展示会・設備機械の輸出取扱いが増加し、収益に貢献した。航空貨物は、引き続き自動車関連の輸出入および中国向け電子部品の輸出取扱いが収益に寄与した。

食品およびアパレル関連の輸入取扱いも堅調に推移した。

倉庫事業は、雑貨・食品関連の輸入品、危険品の保管取扱いが堅調に推移し、収益に貢献した。

港湾運送事業は、ターミナルへの寄港船舶を誘致し、取扱いコンテナ本数を増加し、ターミナル集約による生産性の向上が収益の増加に寄与した。

海外では、アジアにおいて日本への食品輸出の取扱いが堅調に推移したほか、アセアン域内での自動車関連貨物も活発な荷動きを見せた。

業務の見直しによる作業効率化に努め、収益を増加した。

中国は、食品、電子部品などの航空貨物取扱いが堅調に推移し、国内DC業務も拡大した。

北米は、DC業務が堅調に推移したほか、米国での自動車関連貨物、生鮮食品、化学品などの航空貨物取扱いが増加した。

欧州は、英国、ドイツで自動車関連貨物取扱いが安定的に推移したほか、ポーランドでの倉庫事業が堅調に推移した。

通期は、売上高2130億円(5.9%増)、営業利益61億5000万円(9.7%増)、経常利益65億円(3.7%増)、当期純利益52億円(16.7%増)を見込んでいる。

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