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ABINC/ESRの南港DC2が「いきもの共生事業所」に認証

2018年03月22日/物流施設

いきもの共生事業推進協議会(ABINC)は3月、生物多様性保全に取り組む物流施設「レッドウッド南港ディストリビューションセンター2」に「いきもの共生事業所」として認証したと発表した。

<レッドウッド南港ディストリビューションセンター2>
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<認証書のロゴ>
20180322abinc2 - ABINC/ESRの南港DC2が「いきもの共生事業所」に認証

ABINCは2017年4月から先進的な取組みをしている事業者に、トライアルとして認証に参加してもらい、検討委員会で協議してきた。

同年10月時点で認証取得基準に達している施設に適正な資料の提出等を前提として「予備認証」を発行した。その後協議を重ね、適正な資料等が確認された施設を物流倉庫版の認証施設として承認した。

いきもの共生事業推進協議会(ABINC)は、生物多様性条約第10回締約国会議(CBD COP10)において採択された愛知目標と生物多様性戦略計画で掲げられた、2050年までの長期目標「自然と共生する世界」の実現と、2020年までの短期目標「生物多様性の損失を止めるために効果的かつ緊急な行動を実施する」の実現のために、ビジネスの貢献が求められている。

今回、物流倉庫以外では、戸建住宅団地でフォレストガーデン秦野(住友林業緑化)、プラウドシーズン稲城南山(野村不動産)が認証されている。

ABINCは「自然と共生する世界」の実現にビジネスの貢献を推進するために、自然環境と地域共同体への負荷をできるだけ外部化しようとしてきた企業活動のベクトルを反転させ、志をともにする団体と協働して、いきものと人が共生できるしくみを「創造」し、科学的・技術的に「検証」し、「事業化」を推進することを目的として設立されたもの。

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