アルプス物流は5月7日、埼玉県加須市に延床面積1万6000m2の新倉庫を竣工したと発表した。
これまで埼玉県羽生市で運営していた羽生営業所の業務を移管・統合し、5月1日より加須営業所として営業を開始した。
施設は東北自動車道加須ICより5分に立地。
圏央道の開通により、成田空港・羽田空港、東京港・横浜港へのアクセスが向上、主要高速道路を利用し、国内生産品の国内発送拠点、輸出貨物の輸送モード別振り分け拠点、輸入貨物の国内配送拠点として活用する。
トラックターミナルには、ドッグシェルター18台を設置。顧客の貨物を温湿度の急激な変化や風雨、塵埃から守る。
また、全館空調設備を完備、一部には加湿器や静電気防止の塗り床を施し、温湿度管理や静電気対策を行うなど、電子部品の取り扱いに適した倉庫環境を実現。監視カメラと指紋認証機器など、万全のセキュリティ管理体制を備えている。
さらに、BCP 対応として、太陽光発電システム、蓄電池を備えている。
■施設概要
名称:アルプス物流 加須営業所
所在地:埼玉県加須市北大桑110
敷地面積:約3万5000m2
延床面積:約1万6000m2
構造:KIP-RC 構造、地上5階建て
アルプス物流 決算/4~6月の売上高5.9%増、営業利益11.9%減