東伸運輸は6月18日、愛知県愛西市に保有する物流施設「愛西倉庫」を物流の「中継拠点・集約型拠点」として活用すると発表した。
＜倉庫外観＞
愛西倉庫は、関東と関西の物流ハブとしての活用を目的としている。東名阪道・伊勢湾岸道・名二環が交差する「弥富IC」から約750mと至近で、名古屋港から10km、四日市港とも連携可能。倉庫が所在する愛西市は東西輸送の中間に位置するため、中継拠点として極めて有利な立地だ。
＜周辺図＞
2024年問題により、荷主企業では安定した輸送網の確保が喫緊の課題となっており、東伸運輸はこれまで専属倉庫として運用していた愛西倉庫を、中継・拠点集約機能を担う物流ハブとして再活用することを決定したという。
同倉庫の用途は幅広く、中継や集約保管に限らず、分割配送、BCP対応拠点にも利用可能だ。
＜紹介動画＞
■施設概要
名称：愛西倉庫
所在地：愛知県愛西市東保町宗十2－1
敷地面積：1万8750m2（5672坪）
延床面積：1万8108m2（5476坪）
構造：鉄骨造2階建（低床倉庫）
床荷重：1階2.0t/m2、2階1.0t/m2
有効天井高：1階6m、2階5m
昇降設備：貨物用エレベーター1基、垂直搬送機1基
接車能力：同時13台接車可、庇12m
竣工：2016年12月
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