シーアールイー(CRE)は6月1日、管理する物流施設の屋上を利用した太陽光発電事業を投資対象とする私募ファンドを組成したと発表した。
CREでは、2014年から不動産の有効活用の一環で、開発した物流施設の屋上に太陽光発電設備を設置し、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)」を活用した事業の取り組みを進め、延べ10メガワットの太陽光発電施設を設置。
この実績をふまえ、不動産管理事業とアセットマネジメント事業の取り組みとして、CREの管理物件の所有者である不動産オーナーに対し、環境投資という新たな投資商品の提供として、私募ファンドを組成した。
今後、CREグループとしては、クラウドファンディング市場で投資商品を提供できる体制を整備しつつ、太陽光発電事業以外にも、CREの管理物件の所有者である不動産オーナーと多様な資産運用ニーズを持っている顧客に対して、CREの強みを生かした投資商品の提供を進めていく。
■ロジスクエア新座発電事業の概要
事業形態:SPCを用いた匿名組合事業
事業者:CRE ソーラーファンド
事業実施場所:埼玉県新座市中野1
発電出力:898.56KW
営業運転開始日:2017年12月28日
保守点検会社:第三者へ委託
CRE受託業務:私募の取扱業務、SPC への助言、運営サポート及び太陽光発電設備の遠隔監視システムを通じたモニタリング等の業務