日本郵船は6月15日、旭海運と共同で、神戸製鋼所と長期連続航海による石炭輸送契約を締結したと発表した。
投入する船舶は、大島造船所で2021年に竣工後、最長20年にわたり海外から主に兵庫県神戸市への石炭輸送に従事する。
この船は環境規制に適合する最新鋭の船舶。海洋汚染防止条約では、窒素酸化物(NOx)による大気汚染を抑制するため、船舶のNOx排出量を2000年比80%削減するNOx 3次規制が規定されており、この船はその規制に対応するディーゼルエンジンを搭載している。
■新造船の概要
載貨重量屯 :約9万8500t
全長:約250m
型幅:約43m
型深:約18.50m
造船所:大島造船所
竣工時期:2021年第1四半期
JMU/WAN HAI LINES向け中型コンテナ船の引渡完了