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国交省/加工食品の物流効率化を検討、セブン-イレブン・三菱食品参加

2018年06月27日/SCM・経営

国土交通省は6月29日、加工食品の物流の効率化、トラックドライバーの労働時間の改善等について検討を行う懇談会を設置し、初会合を開催する。

昨年7月に実施した調査において、荷待ち時間の発生件数が最も多かった加工食品物流について、トラック運送事業者、発着荷主等の関係者が連携した、サプライチェーン全体での検討を行う。

トラック業界は、ドライバー不足が大きな課題となっており、物流が継続的にその機能を果たしていく上では、トラックドライバーの長時間労働の改善を図るとともに、物流の生産性向上を図っていく必要があるが、個々の輸送品目ごとに抱える課題や特性に違いがあるため、加工食品を対象とする。

<1か所あたりの荷待ち時間(N=3,892件数)>
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<輸送品目別件数(N=3,892件数)>
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なお、荷待ち時間の削減に向けた取組に活用するための調査では、昨年7月から義務付けた荷待ち時間等の記録を基にサンプル調査・分析を実施した。トラック運送事業者、約300者より、3,892件の回答を得た。

■加工食品物流における生産性向上及びトラックドライバーの労働時間改善に関する懇談会委員
矢野 裕児/流通経済大学教授
堀尾 仁/味の素 理事 食品事業本部 物流企画部長
小谷 光司/三菱食品 ロジスティクス本部 戦略オフィス室長
鷲野 博昭 /セブン‐イレブン・ジャパン QC・物流管理本部
物流・生産管理部 東日本物流管理 副総括マネジャー
戸川 晋一/ヤオコー取締役情報システム部長兼ロジスティクス推進部長
谷 章/日本スーパーマーケット協会会員サポート部長
北條 英/日本ロジスティクスシステム協会 JILS 総合研究所
ロジスティクス環境推進センター センター長
西願 廣行/日本冷蔵倉庫協会副会長
飯原 正浩 /丸和運輸機関常務執行役員
村西 正実/全日本トラック協会 審議役
坂本 隆志/全日本トラック協会 食料品部会 部会長
藤枝 茂/厚生労働省 労働基準局労働条件政策課長
宮浦 浩司/農林水産省 食料産業局食品流通課長
横島 直彦/農林水産省 食料産業局食品製造課長
伊奈 友子/経済産業省 商務・サービスグループ消費・流通政策課物流企画室長
英 浩道/国土交通省 総合政策局物流政策課長
英 浩道(代理)/国土交通省 総合政策局官房参事官(物流産業)
平嶋 隆司/国土交通省自動車局貨物課長

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