商船三井ロジスティクスは7月3日、オマーン、スリランカに続きパキスタンにおいて、Dynamic Global Logistics社(DGL)と代理店契約を締結したと発表した。
同社は、新興地域への積極的な展開を進めており、環インド洋諸国でのビジネス拡大にも注力している。
昨年5月にナイロビ支店開設、今年5月にオマーン代理店との代理店契約締結、6月にはスリランカ現地法人設立に続き、パキスタンにおいて幅広く物流事業を展開するDGL社との提携により、顧客のパキスタンに関連した様々な物流ニーズにより的確に応えることが可能となる。
DGLはこの提携により、グローバルネットワークを利用することが可能となる。
なお、パキスタンは、経済成長率6.0%を目標に、内需の拡大や中国パキスタン回廊(CPEC)関連のインフラ開発に伴う経済が活性化している。
自動車・二輪車をはじめとする製造業も多く進出しており、設備投資に伴う物流需要や、配送・保管などのニーズ拡大が期待されている。
■概要
名称:Dynamic Global Logistics Pakistan (Pvt) Ltd.
本社所在地:Karachi, Pakistan
設立年月日:2013年10月24日
従業員数:140人(2018年5月時点)
主な事業内容:インターナショナルフォワーディング、倉庫、ディストリビューション、通関、プロジェクトカーゴ輸送、複合輸送等。
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